人間関係とコミュニケーションの教科書

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Twitterでの体験は、noteやMediumに生きるのか

      2016/09/11


Twitterを使ってきての経験は、はたしてnoteやMediumで生きるのでしょうか。

今現在はnoteやMediumが注目されています。
Botや動画も結構話題。

これらのものに共通して感じているのが、将来どのように変化するのかということ。
人数がどのように増えるのかはかなり興味があります。

将来のことは予測できないとはいえ、大体の動きは予想できるでしょう。
過去に似たようなことがあればそれと比較し、大まかな動きを予測する。

完全まではいかなくとも、まったく予想できないというのではないはずです。

わたし自身はTwitterを2009年から使っています。
使いはじめた当時はみんな使っているというわけではなく、友人の中には存在すら知らないひともいました。
それが2012年あたりになってみると、存在を知らなかった友人でも使っている。

これと似たような動きをするものが現れるはずです。

 

みんな使っているかと思いきや…

わたしがTwitterを使いはじめたタイミングは、そこまで早いとはいえません。

当時ネトゲにはまっていた(←)わたしは、他のプレイヤーとコミュニケーションを取るためにTwitterをはじめました。
そのときはみんなが使っているかのような感覚があった一方で、存在を知らないというひとがいたのも事実。
そこから3年後にはネットに疎いひとですら使っています。

使いはじめたタイミングはそこまで早くないのに、すでに大多数のひとが使いはじめていた。
そしてその数年後にはネットに疎いひとですら使いこなしている。
この普及スピードにはおもしろいものを感じます。

当時から一日じゅうツイートする「ツイ廃」なひとたちはいました。
その存在が目立っていたのはいうまでもありません。
タイムラインは二次元のアイコンで埋め尽くされ、冗談半分なツイートがずらり。
存在感については説明不要でしょう。

また、わたしが使いはじめた時期はまだSNSと就活が云々といった話はあまりありませんでした。
今でこそメリットデメリットの両方が言われますが、当時はまだそのような記事が少なかった時代。

そこから数年で良くも悪くも注目されるように。
変化のスピードが尋常じゃないです。

 

今はもうみんな使っている

ネットに疎い人間でさえ、今はもうバリバリ使っている。
2009年当時の状況からの変化がすごいです。

どの層のひとがいつ頃使いはじめるかについて大まかな予測ができれば、提供側の人間として活躍できることでしょう。
それは広告収入やコンテンツの直接販売という形となることもありますし、人間関係において専門家になるという形となることもあります。前者については言うまでもありませんし、後者についてはコネができることになる。

先行者利益を得る、寡占化するといったことには大きなメリットがあります。

まわりにネット関係を知らないひとがいても、数年経てばみんな使っている。
このようなことが今話題になっているメディアのどれかに起きそうだなぁと感じます。

メディアごとに異なるルールがありますから、国民性に合うかどうかは結構な要因になりそう。
「本質的にはどれとどれが同じなのか」あたりは考えを持っておきたいですね。

以下、個人的に思ったことを。

 

言語は?フォーマットは?

言語が日本語だけなのか、英語でも発信できるのか。
またどのような形式なのか。

ブログ形式であればそれは新しいブログの形といえますし、コンテンツが短い場合はブログとは別タイプのものになります。
言語面では英語が使えればフォロワーそうが増えますし、日本語であればLINEと似たような性質がありそう。
自分に合った形式であるのが一番なんでしょうが、フォロワー数というのも無視できない要素です。

場合によっては動画に慣れることも必要となるでしょう。

閲覧時間、言語のカベを超えられるという点で動画はアドバンテージがあり、たとえ得意でないといえども適応した方がいいのは間違いありません。

慣れたときの労働力と時間によっては大きな武器になりえますので、何らかのものは持っておきたいところ。
これもまた「たくさんやってみて、よさそうなのを選ぶ」ということになりそうです。

 

見やすさという長所はあるが

noteにしろMediumにしろ、見やすいのはいいんです。
しかしながらフォロワー数を考えた場合、数の面では不安が結構あります。

その時その時によって傾向みたいなのはあり、波に乗るというのは結構重要。
半歩先を動いていければと考えています。

先んずればひとを制すというのは間違っていはいないのですが、タイミングを間違うと損するのも事実です。

一歩先というのは早すぎますし、かといって半歩でも遅れようものならそれはただの時代遅れ。
適切なタイミングではじめるというのはどの分野でも重要なことで、メディア関連にも当然ながらこれはあてまります。
半歩先のタイミングで本格化させることで先行者利益を得ることができ、みんなが参戦してきたそのときに生きてくるのです。

ハイパーネットやヤオハンの例を見て、どう思うのか。
「みんなが知り始めた」とはどのようなときなのか。

タイミングがよければ波に乗れますし、悪ければどんどんリソースが消えていってしまいます。
そうは言っても、その判断をするのは非常にむずかしいのですが…

 

人口やルールはどのように変化するのか

今話題になっているメディアは、はたして将来的にどのように変化するのでしょうか。

ユーザー数、文化、規制、etc…

メジャー化がすすめばこれらは変わってきます。
そのときに「昔はよかった」なんて頑固になるのはいけません。

どのようなメディアをやるにしろ、個性というものは消せません。

文章を書こうが何しようが、その細部には個人の考え方が現れてしまうもの。
ブログ界隈では無個性化がしばしば話題にあがりますが、正直ツールを変えるだけで消せるならすごいことでしょう。
その時代のルールと自分の個性がマッチするかは、真剣に向き合うポイントであります。

今現在のユーザー数から、はたしてどこまで伸びるのか。
数年間でどのような変化があるのかは正確にはわかりませんが、過去のできごとからある程度は定性的に考えることができそう。
ユーザー数が増えた時に備え、どのように動くべきか、非常におもしろい問題です。

 

まとめ

どのタイミングからどれぐらいのリソースを投入すればいいのか。
これは誰もが悩むことで、答えがありません。

Twitterについてはアレな形ながらも使い方を覚えられたのは大きいですし、メリット・デメリットを体で覚えることができました。この経験をもとにして、今後の判断をしていきたいです。

半歩先を知るには、友人に「これ知ってる?」と聞いてみるのはいいかもしれません。

友人の性格や消費の癖をしっかりと把握しておけば、今はどの段階にいるのかということも見えてくるはず。
大衆の考え方に染まってはいけませんが、かといって大衆の考え方を理解しないというのはやってはいけないこと。

生の話をうまく扱いこなせるかというのは重要です。

インターネットというツールは顔を合わせないで済むとはいいながらも、運営については逆にアナログなものが欠かせません。
リアルでの様子を見ることは、提供側の人間としてやったほうがいいことです。

ネットだけでやれないこともないでしょうが、リアルと組み合わせることで効率がちがってくるのも事実。
自分の経験や他人の情報をうまく組み合わせ、自分で考えていくというのはメディア運営においても欠かせません。

 

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